<オランダリーグ:フェイエノールト5-1フローニンゲン>◇2月27日◇ロッテルダム

 フェイエノールトに所属するFW宮市亮(18=愛知・中京大中京)が2得点に絡み、ホームのフローニンゲン戦で大勝に貢献した。宮市は左ウイングで4戦連続の先発出場。前半30分にチーム2点目をアシストし、後半2分には左サイドを駆け上がり相手のファウルを誘ってPKを獲得。同40分に交代してフル出場はならなかったが、スタンドから大きな「リョウコール」と拍手で迎えられた。ベーン監督は「彼はチームがいい結果を出すための特効薬。武器はスピードと若者らしく怖いもの知らずの勢いだ」と話した。28日付のテレスポルト紙は平均に近い6・5点をつけたが、採点した元オランダ代表DFのスールビール氏は「宮市は天才だ。フローニンゲン戦はあまり彼にボールが行かず残念だったが、本当にうまい!」と絶賛した。(エリーヌ・スウェーブルス通信員)