プレミアリーグのアーセナルFW宮市亮(21)が1日、羽田空港から新シーズンのチーム始動に備えロンドンへ出発した。

 「この4年間がロシアのW杯に向けて大事になってくる。同世代の選手たちが活躍しているので負けられない。4年後しっかり、日本代表としてプレーできればいい」。18年W杯ロシア大会を意識。14-15年シーズンこそ、名門で定位置を確保したい。

 まだ21歳と若いが、世界ではもう「若手」とみられるような世代ではない。ブラジル代表FWネイマールは同じ92年生まれ。コロンビア代表FWロドリゲスは91年生まれ。2人とも同世代。大きく水をあけられたが、18歳で名将ベンゲル監督に認められ欧州でプレーする。その才能とスピードは間違いなく、日本の切り札となることができる。

 約1カ月間の日本滞在中は都内の施設でシーズン後半を棒に振った故障のリハビリを行い、その後は鳥取のトレーニングジム「ワールドウィング」で体作りを行った。関係者によれば、実家のある名古屋に戻ったのは数日だけだという。

 ザッケローニ監督より約1時間前の便で飛び立った。接触はなかったが4年間を終えた指揮官と、4年後のエースとなり得る快足FW。そのコントラストが印象的な旅立ちとなった。【八反誠】