ナッシュビルから現地取材に合流した。7日に大阪を出発し、ロスで乗り継いで目的地まで。時差で長い1日となったが、日本人CAの「日本から? 空いてるから後方の席で横になって寝ます?」という心遣いで“アウェーの洗礼”どころか、優遇で始まる好発進になったと思われた。
しかし甘くなかった。ナッシュビル入りしたチームを取材し、原稿を書くべく向かったホテルで試練が待っていた。暗証番号で解錠するシステムで、従業員が不在。事前連絡がなかったので、番号発行を依頼しようと試みたが、記載の連絡先は不通。ちょうど宿に帰ってきた米国人アーロンと南アフリカ人ズライカが見かねて助けに入ってくれるも「我々も大変な思いをした。こんな宿やめておけ」。そう言いながら付き合ってくれた2人と1時間超チャレンジを続けたが実らず、結局ホテルサイトからキャンセル承認を受けて他ホテルを探すことに。無事見つかったものの、ベッドに入ったのは夜中3時。人の優しさには2度触れられたが、いきなり限界を試される形で北中米の旅が始まった。【永田淳】


