ノルウェー代表のストーレ・ソルバッケン監督は、フランス戦でエースのアーリング・ハーランドを含む10人の主力選手を休ませるという決断について、数名のメンバーに疲労の影響が出ていることを示すメディカルテストの結果を考慮すれば、「悩むまでもない当然の決断」であったと語った。ESPNが報じた。
ボストンでの試合で大幅なメンバー変更を行ったノルウェーは、W杯の優勝候補に1-4で敗れてI組を2位で通過。30日に行われるコートジボワールとの決勝トーナメント1回戦へと向かうことになった。
ハーランドとキリアン・エムバペの直接対決を見る機会を逃したことで、スタジアムの不満を募らせたファンからは「ハーランドを出せ(We want Haaland)」というチャントが巻き起こり、ソルバッケン監督の決断は波紋を呼んだ。
しかし、同監督は自身の決断について、選手たちを守り、ノルウェーが決勝T1回戦を確実に突破するためのものであったと主張した。
同監督は「(22日の1次リーグ第2戦)セネガル戦の後に分析を行ったが、5、6人の選手が80分間のプレーでかなり疲労していた。DF陣全体と一部のMFに大きな影響が出ていた」
「また、セネガル戦からの日程を考えると、ノルウェーが今日の試合を迎えるまでの間隔が最も短いこともわかっていた」
「今日、まともな試合をすることはできたかもしれないが、我々は(決勝Tで)勝ちたいのだ。現状や次の試合に向けた準備状況を考慮した上で、勝てるかどうかという状況だった」
「だから、私にとっても、理学療法士や医療スタッフ、そして一部の選手自身にとっても、悩むまでもない当然の結論だった。彼らはみんな、(プレーするのは)多くの選手にとって厳しいだろうと言っていた」などと説明したという。
ソルバッケン監督は「唯一の懸念はファン心理を思いやることだった。彼らはアーリングやマルティン(ウーデゴール)を見たかったはずだが、この決断を下すのに時間はかからなかった」と述べた。
そして「我々はただ楽しむためだけにここに来ているような、甘い考えを持った国ではない。できる限り長くここに滞在したいと思っている。だからこそ、これは悩むまでもない当然の決断だったのだ」と強調した。


