[ 2014年2月18日10時22分 ]銅メダルを獲得し、花束を手に喜ぶ(左から)清水、竹内、伊東、葛西(共同)

 日本が銅メダルを獲得した。94年リレハンメル大会の銀、98年長野大会の金に続く16年ぶり3度目の団体メダルとなった。葛西らのインタビューは以下の通り。

 -おめでとうございます

 葛西、清水、竹内、伊東

 ありがとうございます。

 -団体のメダルはどうか

 葛西

 うれしいです。(涙ながらに声を詰まらせ)みんな頑張ったので、礼留飛も悔しい思いしてきて団体のメンバーに選ばれてよかったと思いますし、(竹内)択も病気で一緒に選ばれたのがうれしく思っていますし、(伊東)大貴も膝が痛いって。その中で力を合わせてメダルが取れたことが、うれしいし、本当に取らしてあげたいといったので良かったです。

 -葛西さんの話を聞いて

 伊東

 何とか銅メダルだったんですけど、何とかメダルだけは取りたかったので、あとは僕らも精一杯がんばれたし、最後はノリさん(葛西)が、しっかり決めてくれたので後輩たちと先輩に感謝したいと思います。

 -最後、膝が頑張っていたが

 伊東

 本当に痛かったし、終わるまで痛いって言いたくなかったから、つらかったけど。最後までもって良かったです。

 -ラージの時には問題無かった?

 伊東

 自分には言い聞かしてやってました。

 -見事なジャンプでした

 伊東

 ありがとうございます。

 -病気の事を葛西さんが言ってくれたが

 竹内

 入院したときに、オリンピックを1度諦めてかけたというか、もしかして出れないんじゃないかと思った瞬間もあったが、小さいときからの夢だったので、何とかして自分の体を戻して、みんなでメダルを取りたいって気持ちでここまでやってこれました。今日は本当にメダルを取らしてもらったなという感じが強いです。

 -条件が良くなかったが、

 竹内

 今できる精いっぱいのジャンプだったなと思います。

 -トップバッターだったが

 清水

 ものすごく緊張しましたし、先輩たちの頑張りのお陰で取れたメダルだと思います。

 -2本とも大ジャンプだったが

 清水

 今できる良いジャンプが出来たと思いますし、すごく良い経験になったオリンピックになった。

 -初めてのオリンピックでメダリスト

 清水

 僕の力ではなくて、先輩たちがここまで苦労して頑張ってくれたお陰で取れたメダルだと思います。本当に先輩たちに感謝したいです。

 -あと6回出ないといけませんね

 清水

 葛西さんに追いつくには、それぐらいがんばんないといけないんですけど、それくらい7回というのはすごいなと実感していますし、まだまだ一生懸命頑張らないといけないと思います。

 -個人の銀のときには、6大会分の重さがあると言っていたが

 葛西

 メダルの色は関係なく、みんなで力合わせてとれたことがうれしいので、早く明日メダルをとって、掛けたいなと思っています。

 -いいメンバーでした

 葛西

 ワールドカップから、ずっと一緒に回ってきて、メダル取れるかどうかの厳しい世界のレベルの中で皆ひとりひとりが、いいジャンプして頑張ったていうおかげではないかと。

 -16年ぶりに、日本に団体のメダルありがとうございました。

 葛西

 ありがとうございました。