陸上男子200メートルの日本記録保持者、末続慎吾(35=熊本陸協)が1日付で星槎(せいさ)大(神奈川県箱根町)の特任准教授に就任したことが6日、分かった。

 大学側が今後スポーツを通した人材育成に力を入れる方針で、12月に予定される教員免許更新講習の講義を担当することが決まっているという。現役も続行する。

 末続は2008年北京五輪400メートルリレー銅メダリスト。15年3月にミズノを退社し、その後は東京と出身地の熊本を拠点に競技を続けている。

 大学関係者は「トップアスリートとしての経験だけではなく、20年東京五輪の楽しみ方なども語っていただきたい」と期待した。