青学大時代に「山の神」の異名を取った神野大地(23=コニカミノルタ)が、上々の実業団駅伝デビューを飾った。

 社会人として迎える初の駅伝では、最長区間の15・3キロと実力者が集う2区を任され、45分14秒の区間3位と好走を見せた。

 神野はトップと8秒差の5位でタスキを受け取った。上位6チームが混戦の中、何度か仕掛けて先頭に立つなどペースを握った。ラスト100メートルで、一気にスパートをかけたヤクルトの高宮祐樹に離されたが、3秒差の2位でタスキを渡した。