レジェンドのごとく勝ち続ける。福岡国際マラソンで日本歴代5位となる2時間7分19秒で3位となった大迫傑(26=ナイキ・オレゴンプロジェクト)が快走から一夜明けた4日、福岡市内で「記録も大事ですが、毎回先頭争いをしていくことが僕の中では大事」と語った。

 日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(61)から期待される日本記録2時間6分16秒の更新に対する意識はない。ただ瀬古リーダーはマラソン15戦10勝と圧倒的勝負強さを誇った。「そういうところは目指すべき姿」と目標にしていく。