東洋ゴム工業は24日、陸上の男子短距離・飯塚翔太(26)と女子短距離・市川華菜(27=ともにミズノ)らとスポンサー契約を結んだと発表した。

 契約期間は4月から飯塚が20年3月、市川が21年3月まで。陸上教室やメディア出演時などの場で、同社の商品「TOYO TIRES」のロゴが入ったウエアを着用する。

 飯塚は日本歴代2位となる200メートル自己記録20秒11を持ち、男子400メートルリレーでは16年リオ五輪銀、17年世界選手権銅にともに第2走として貢献した。「TOYO TIRESはタイヤ、私たちはスパイクシューズと、足が大事になってくるという共通点もあり、非常にご縁を感じています。皆さんに少しでもエネルギーを届けられるよう、世界に向かって活躍できるよう、そして良い結果を届けられるように、今まで以上に人の心を動かす走りを追求していきますので、これからどうぞよろしくお願いいたします」とコメントした。

 昨年の日本選手権で100メートルと200メートルの2冠を達成している市川は「気持ちを引き締めて、2020年に向かって頑張っていきたいと思います。タイヤと陸上、それぞれフィールドの違いはありますが、TOYO TIRESのサポートを受けて、私もより速く、より完璧なレースを目標に、これから頑張っていきたいです」とした。