日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(62)が総監督を務める実業団のDeNAが、選手を個人種目に専念させることが29日までに関係者の話で分かった。20年東京オリンピック(五輪)で結果を残すため。

09年世界選手権男子5000メートル代表上野裕一郎、12年ロンドン五輪男子1万メートル5位のビダン・カロキ(ケニア)ら選手はトラックとマラソンに集中する。週明けに正式発表されるという。11月の東日本実業団駅伝もエントリーはしない。昨年の東日本実業団駅伝3位、今年1月の全日本実業団駅伝も6位と健闘していた。