男子は仙台育英(宮城)が12年ぶり8度目の優勝を果たし、女子と同時優勝となった。

仙台育英の真名子圭監督は「涙が出るほどうれしい」と第一声。折り返し地点ではトップから1分以上離され、5区、6区で倉敷(岡山)を追い上げた。最終7区で抜きつ抜かれつの展開も粘って逆転。

「5区6区で粘り、最終的に逆転できた。(折り返し時も)最終区までに優勝へ(向けて)巻き返せそうだと信じていた」と言い、選手の奮闘をねぎらった。

今大会は、先に女子が優勝を決め、アベックVとなった。これには「女子と一緒にトレーニングをしているので、女子が頑張ってくれたから、男子も頑張れたと思う」と言い、感謝の言葉も口にした。

また、最終7区を走った吉居駿恭(1年)は「1年間、都大路を目指して頑張ってきたのでうれしいです」と、初々しい笑みを浮かべて話していた。