3区(21・4キロ)で逆転劇が起きた。首位の駒沢大(駒大)と22秒差の2位でたすきを受けた青山学院大(青学大)の太田蒼生(3年=大牟田)が、首位に立った。
戸塚中継所でで22秒差あった中、箱根に懸ける男が序盤から快走。「前半追いついて、後半、湘南海岸に入ってから着いていこうかなというイメージ」通り、7キロ過ぎに追いつくと、後ろへピッタリついて好機をうかがった。
その後交互に前に出る展開が続いたが、18・25キロでサングラスを外すとギアを一段上げた。スパートをかけ、一気に突き放すと、ここまで23区間連続トップの王者駒大から逃げ切りに成功。その景色を「美しかった」と振り返った。
歴史的な競り合い中にも笑顔を見せた太田は、「12キロ以降、結構しんどかったけど、やっぱり1位でタスキをわたしたかった」と胸を張った。

