国学院大の平林清澄(3年)が、各校のエースが集う2区(23・1キロ)で8人抜きを達成した。故郷の北陸に勇気を与える快走を見せた。
1区を走ったキャプテン伊地知賢造(4年)が終盤に苦戦。17位でたすきを受けたが、「勇気ある勇気ある飛び出しに元気をもらった。伊地知さん走りを見て巻き返そうと思った」と序盤から飛ばした。15キロ過ぎの権太坂までに5人を抜き。その後も次々と追い抜く好走を見せ、9位で3区の青木瑠郁(2年)にたすきをわたした。
前日に北陸地方を中心に最大震度7の地震が発生。福井県越前市出身の平林が故郷に勇気を届ける走りを見せた。「家族は無事で親は見に来ていた。気持ちを作るのは難しかったが、同じ北陸として、エールを届けたいと思っていた。区間賞は取れなかったが、自分がテレビに映って、元気を与える走りができた」と語った。
区間3位の1時間6分26秒を記録。初優勝を目指す同校の絶対エースが、出遅れを挽回して見せた。

