駿河台大は1区のスティーブン・レマイヤン(1年)がスタートから飛び出し、17キロ付近まで区間賞を獲得した駒大の篠原倖太朗(3年)とトップを競り合った。「最初から行けと言った。勝てるとは思ってなかったけど、区間15番以降の大学との差が開けばいいと思っていた」と、徳本一善監督はレース後に理由を明かした。

実はレマイヤンは駅伝は初めての経験で、ふだんの練習もあまりやりたがらないという。2区での起用も予想されていたが「2区はまだ最後の3キロが攻略しきれないと思った」(徳本監督)。1区のスタートからトップギアで走らせることで、駅伝の厳しさを経験させる狙いもあった。

結果は篠原と32秒差の区間6位。「2番で合格。6番だったのでそこが彼の課題として伝えたい。まだ成長していないし、逃げるところがある。これがきっかけでもう一段上がってくれるという期待はしている」と徳本監督。

チームは19位でタスキを受けた5区の倉島啓人(2年)が、区間5位の快走で往路14位まで浮上した。「順位よりも、シード権内に30秒差(正確には34秒差)で、1分以内という目標を達成できた。往路に全ふりしているので、明日は耐えてくれとしか言いようがない」。復路は一転して我慢のレースになる。

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