往路を制した青学大が危なげなく逃げ切り、大会新記録で2年ぶり7度目の総合優勝を果たした。駒大は復路での逆転ならず史上初となる2季連続の3冠を逃した。

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往路8位の大東大が、最終10区で逆転し、9年ぶりのシード権をつかんだ。10位東海大と4秒差の11位でタスキを受けた10区の佐々木真人(3年)がジワジワと追い上げ、蒲田付近で逆転。最後は東海大に1分10秒差をつけてゴールを駆け抜けた。

復路は今回、史上最多タイ16校(往路8位以下)が一斉繰り上げスタートとなったため、シード権(10位以内)争いは、走っている順位と正式順位の相違がより複雑化。逆転した瞬間も、佐々木は東海大のはるか後方を走っていた。「タスキを受けた時点で4秒差と聞いた。設定タイムを守ることだけを意識した。まずは前にいた神大に追いつくことを考えた。正直、かなり緊張した」。高校駅伝で仙台育英を率いて全国優勝している真名子監督は「この大会がゴールではない。スタートだと思うので、いつかは3冠を取りたい」と見据えた。今日4日から、練習を再開する。【首藤正徳】

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