21年東京オリンピック(五輪)1万メートル代表の安藤友香(29=ワコール)が35キロ地点を日本勢トップで通過した。

腕を下げた“忍者走り”と呼ばれる独特のフォームで、30キロ以降で加世田梨花(25=ダイハツ)や鈴木亜由子(32=JP日本郵政グループ)らを引き離している。ただ、通過タイムは1時間56分42秒(速報値)で、パリ五輪出場権獲得の設定タイムからは1分半近く遅れている。

今大会は今夏のパリオリンピック(五輪)女子マラソン代表の3枠目を懸けた最終選考会を兼ねている。同種目の代表枠は「3」で、すでに昨年10月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)1位の鈴木優花(第一生命グループ)、同2位の一山麻緒(資生堂)が内定済み。最後の1枠については、1月の大阪国際女子マラソンで前田穂南(天満屋)が樹立した日本記録(2時間18分59秒)を突破した上で日本人最上位となった選手が内定する。該当者不在の場合は、前田の2大会連続代表入りが決まる。