<第91回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・6キロ)

 2年ぶりのシード権を目指した順大は、アクシデントにも見舞われて12位に終わった。

 12位を走っていた8区の栃木渡(1年)が、残り4キロ付近で中央学院大・山本拓巳(3年)と接触して転倒。左手甲とみぞおちを強く打ち、その場でうずくまった。

 再び走りだしたが、1分以上のタイムロスとなり、シード権内が遠のいた。

 栃木は「復路で唯一足を引っ張ってしまった。実際はもう少し、シードに近づけた。骨が折れていると思う」と険しい表情をみせた。