<全国高校バスケット選抜優勝大会:福岡第一85-51沼津中央>◇男子準々決勝◇27日◇東京体育館

 3年連続準優勝の福岡第一(福岡)が、初出場で勢いに乗る沼津中央(静岡)を85-51の大差で一蹴し、準決勝に駒を進めた。井手口孝コーチ(46)は「うちの長島(エマニエル)は杉村監督(沼津中央)のところから来た選手で親子のようなもの。弱点も知られているのでうまく抑えられた。そこを主将の本間遼太郎がうまくカバーしてくれた」と話した。一方、ノーシードから勝ち上がってきた沼津中央の杉村敏英コーチ(61)は「若さで乗り切れるかと思ったが、前半で一杯いっぱいだった。1、2年生中心のチームなので、この悔しさがこれからの練習に生かされればいい」と話した。