<ツール・ド・フランス:UCIヒストリカルレース>◇24日◇第19S◇ブルゴワン・ジャリュ~オブナス◇178キロ

 先頭集団に残った別府史之(26=スキル・シマノ)が強豪のスプリンターを相手に7位の快挙を達成した。

 コースは、大きな山岳はないものの3つの山岳ポイントが含まれているアップダウンコース。序盤から残り少なくなったステージ優勝を狙い、強豪選手を含む20人の先頭集団が出来上がる。そこにはスキル・シマノのジョナタン・イベール(24=フランス)が入ったことにより、ほかのチームメートは、集団で待機し脚を休めることができた。

 しかし、先頭集団の形成を嫌うチームが吸収を狙い、メーン集団がスピードを上げる。それにより吸収するまでの最初の3時間は、平均速度が時速48キロを上回るハイスピードとなった。

 その後、148キロ地点から始まる12キロの山岳のふもとで先頭集団は吸収され、最後のレスクリネット峠での力勝負となった。

 この日も好調を感じていた別府は、次々とふるいにかけられた選手が脱落する中、自らは集団の前方で残り約50人の集団で峠を越えた。そして最後は、さらに絞られた約40人での、ゴールスプリント勝負となった。そこで別府は強豪スプリンターを相手に7位という快挙を、第3ステージの8位に続いて達成した。

 別府は「2つ目の山岳を越えるころから、『今日は狙える』と自分では考えていた。数少ないチャンスだけど、それを生かしてトップ10に入れてよかったと思う」と話した。(スキル・シマノ今西尚志)