<ツール・ド・フランス:UCIヒストリカルレース>◇26日◇最終S◇モントロー~パリ・シャンゼリゼ通り◇164キロ

 3週間の戦いを終えた新城幸也(24=Bboxブイグテレコム)は「月に1歩降りたような感じ。小さな1歩だけど、本当は大きな1歩だ」と話した。別府史之(26=スキル・シマノ)とともに日本選手として初の完走という新境地を切り開き、充実感に浸っていた。

 第2Sで日本勢史上最高位となる5位に食い込み、見せ場はつくった。平地ステージでは前線でペースをつくってチームに貢献したが、得意の逃げの展開に持ち込むまではいかなかった。「逃げたい、逃げたいと何度も言いながら、結局逃げることができなかった」。課題も自覚できた。

 沖縄県石垣市出身の24歳に、まだ伸びしろはありそうだ。「3週間を走りきったということで、いい経験を積むことができた。来年またツールに出場することがあれば、自力で逃げてみたい」と夢を膨らませた。