どーもです。ロマロ「RAYα BLACK」ドライバーとニューモデル「RAY V1」シリーズを試打出来ました。「RAYα BLACK」ドライバー(以下ブラック)はアスリートマインド溢れるクラブが多いロマロにおいては、比較的扱いやすい印象のある「RAYα」シリーズの「RAYα」ドライバーの兄弟モデルとしてすでに発売されているものですが、このブラックから始まったテクノロジーがあるということで、ニューモデルを打つ前に確認しておく必要がありそうだったので試してみました。というわけで、早速いってみましょう!


まずは見た目から。


「BLACK」というだけあって、ボディはブラック! ブラックはクラウンとトゥ側にカーボンを配置することでボディの軽量化を図り、その余剰重量を、ヘッド性能を最大限いかせるようにウエートによる調整機能を搭載しています。ネック側に見える2つのウエートがそれですね。ウエートは1、3、5、7gの4種類で、16タイプの調整が可能になっています。なお、標準はともに3g装着です。

フェースはシャロー。形状的には「RAYα」と変わっていないと思いますが、フェース自体は別モノ。「RAYα」で採用されたRZR446チタンに肉厚を変化させるクワトロデザインを施したカップフェースのトゥ・ヒールに、銀合金を結合させています。これよって、フェースのたわみすぎを抑え、インパクトの衝撃エネルギーを効率よく初速に変換できるようです。また、打点のバラツキにも高い許容性を発揮するみたいです。

ボディもシャロー。これも「RAYα」とほぼ同じかな! ネックには弾道調整システム搭載なので、非搭載の「RAYα」よりは太めになっていました。

後ろ姿です。

構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積も「RAYα」とほぼ同じですが、見た目でもカーボンを感じさせますね。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「RJ-TF」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角10.5度、ライ角59度、長さ45.5インチ、総重量293.5g、バランスD1。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、重量44g、トルク5.4、中調子。


試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。


まずは持ってみた感覚ですが、重量的には軽め。グリップも気持ち細めでした。シャフトを手でしならせてみると、Sフレックスにしては結構しなります。しなりポイントはほぼ真ん中ですが、ワッグルしてみるとグリップした右手の先辺りがやや緩めな印象。素振りしてみると思った以上にヘッドが走りそうなイメージで、正直腐れフックが心配でした。


実際に打ってみると、まず驚いたのが打感。フェースでも書いた通り、銀合金をコンポジットしたモデルですが、初めての打感でどう形容したらいいのか悩みますが、かなり分厚い感じ。フェースの乗り感ですが、今まで打ったクラブの中でコンタクト時間が最も長い印象でした。もちろん、それはほんの一瞬ですが、例えるなら低反発枕に頭を沈めたときのようの感覚かな(笑)。腐れフックを心配しましたが、実際にはボクのスイングに合っているのか、いつもの感覚でボク的にはほぼストレート弾道!! 余程意識してつかまえない限り、打ち出し方向に対してほぼ真っすぐ飛んでくれました。しかも、打ち出し角が高いっす!! 飛距離的には、スカイトラックで確認する限り、大きな差はなかったかな。先代も打ちやすい印象でしたが、感覚的にはブラックのほうが打ちやすく、ミスヒットの許容性も高そうでした。 

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】

HS42.4m/s、初速61.6m/s、打ち出し角14.9度、バックスピン量3047.8rpm、サイドスピン-218.1rpm、飛距離244.2y

【ベスト】

HS42.4m/s、初速61.5m/s、打ち出し角14.9度、バックスピン量2849.9rpm、サイドスピン-203.9rpm、飛距離245.4y


打感は前述通りなので、ここでは割愛します。


弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら


弾道的には高弾道。スカイトラックの数値的には15度なので、そこまで高い感覚ではないけど、見た目的には打ち出した瞬間から高く、ドーンと大きな弾道が印象的。いわゆる、プロの大きな弾道をボクレベルでも味わえそうでした。スピン量も見た目では少なそうでしたが、データ的に3球平均3000rpmなので、最近のロースピンモデルに比べるとやや多めかもしれません。まあ、実は適量なのかもしれませんけど。


出球傾向は、ボクのスイングでほぼストレート。打ち出し方向のバラケはありますが、打ち出した方向にほぼ真っすぐでドーンと大きな弾道が魅力的です。


シャフトフィーリングですが、グリップの右手先辺りが柔らかいですね。最近こういうモデルが増えつつあるような気がしています。切り返しで自然なタメを作ってくれそうな上に、ボクの場合、切り返しの力み防止にもなっていました。また、ダウンからインパクトにかけて結構ヘッドが走るイメージもありましたが、飛ばしたい方向にしっかり振り抜いてやれば、曲がりは少なそうですね。


今回ボクが試打した限りで、このスペックでHS40m/s±2m/S辺りにオススメ。もともと「RAYα」シリーズは、打ちやすさや扱いやすさを前面に打ち出したモデルだと思いますが、同社が持つテクノロジーを惜しみなくつぎ込むことで、さらに進化した印象かな。個人的には、いわゆるオートマチック系の印象で、幅広い層が手に取れそうなイメージでした。払い打ち系でもしっかり球が上がりそうだし、持ち球的にはフェードでもドローでも行けそう。余程極端な動きをしない限り、暴れなさそうな印象がいいですね~! お値段は高いけど、それだけのお金を出す価値のあるクラブだと思います。

<ロマロ「RAYα BLACK」ドライバー>

■KAZ’ sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:10▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:10

■ヘッド:ボディ=811チタン、フェース=RZR446チタン、銀合金コンポジット、クラウン&トゥ=カーボン

■シャフト(重量/トルク/調子):「RJ-TF」(S=44g/5.4、R=41g/5.7/中調子)

■価格:1本11 万9900円(税込み)