どーもです。今日から紹介するのは、昨年末にお届けしたダンロップスポーツ「XXIO12」シリーズの兄弟モデル、「XXIO X-eks-」(以下XXIOエックスシリーズです。「XXIOエックス」はこれで2代目ですね。年をまたいでしまったのでもう忘れてしまった方も多いかもしれませんが、「XXIO12」シリーズとのすみ分けを結論づける時がきましたね。というわけで、まずはドライバーからいってみましょう。
まずは見た目から。
先代は、個人的に好きな色であるオレンジが差し色でしたが、新作はライムグリーン。なんだか、クールでスタイリッシュに生まれ変わっていました。また、ソール後部のウエートもなんかすごい!! そして何より、XXIOシリーズ初のカチャカチャ搭載モデルです!! なお、このXXIOエックスもXXIO12同様、「柔・剛・柔・剛」の4層構造になっているようです。
フェースはシャロー。形状的には先代同様で、トップラインの中央部がこんもりしている感じ。やや変更されたのかなと感じたのはネック側フェース下部のライン。気持ちカーブが緩くなって、若干シャローをイメージさせる形状に感じました。
ボディもシャロー。でも、先代よりは気持ちディープ気味でややコンパクトなイメージ。クラウンがこんもりしているけどヒップダウンしていて、その角度が先代よりも急に見えました。
後ろ姿です。のっぺりしていた先代と比べると、ゴツゴツ感がありますね。そしてクラウンのネック側にはXXIO12で採用された“飛びの翼”アクティブウイングも採用です。
構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積はXXIO12よりもやや小振りですが、先代よりは気持ち後部に長い分やや大きめに感じました。でも、同時に見ていないのであくまでもイメージです。ということで、形状的にはやや三角形をイメージさせる形状になっていました。そして“飛びの翼”アクティブウイングですが、メーカーによれば「ダウンスイング前半の空力をコントロールすることでヘッド挙動を安定させるテクノロジー」で、「打点のバラつきを抑えるだけでなく、適正なフェース角へ導くことでパワーを逃すことなくインパクトを迎える新発想のヘッド構造」だそうです。
今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「Miyazaki AX-2」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角10.5度、ライ角59度、長さ45.5インチ、総重量300g、バランスD3。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、重量46g、トルク5.7、中調子。
試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。
持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽めだけど、「XXIO12」よりは重量感もあって、ボクでも振れそうな雰囲気。でも、グリップは細めですね。ボクが使うなら下巻きをもう2回はまかないといった感じかな。シャフトを手でしならせてみると、意外としっかりしていました。「XXIO12」が柔らか過ぎたというのもあるかもしれませんが、この重量にしてはしっかりしたイメージで、いわゆるカルカタイメージ。しなりポイントは真ん中よりもちょっと先辺りで、シャフトプリント「4533」の10センチほど先辺り。ワッグルしてみると、ヘッドの動きもそれほど大きくなく、素振りしてみると、ややヘッドが効いている感じですが、「XXIO12」ほどではなかったかな。
実際に打ってみると、もう打った瞬間に「XXIO12」とのすみ分けの結論が出た感覚でした。「XXIO12」はやはりグランドシニア層の使用を意識して振り切ったと確信しました。なぜなら、この「XXIOエックス」が確実によりパワーのある若年層の使用を意識しているように感じたからです。もちろん、先代もそのようなすみ分けでしたが、新作はさらに振り切った印象でした。個人的には先代よりも、よりしっかり感が増したイメージで、プチヒッターでも使えそうな印象でした。先代は、確か芯を食いづらかった印象があります。まあ、ボクのスイングのせいでしょが、今だから告白すれば、実は「ちょっとスピン量が多いな~」「シャフトがちょっと柔らかいな~」なんて思っていました。でも新作はその辺を進化させたような印象でした。実際、スピン量も減っていたし、何より初速アップで飛距離はなんと5y伸びていました! って、芯を食ったからか(笑)
スカイトラックの弾道データはこんな感じで
その各球データはこちら
【3球平均】
HS42.8m/s、初速61.1m/s、打ち出し角16.4度、バックスピン量2492.9rpm、サイドスピン-358.8rpm、飛距離246.0y
【ベスト】
HS42.5m/s、初速61.7m/s、打ち出し角15.8度、バックスピン量2574.0rpm、サイドスピン-483.6rpm、飛距離248.1y
打感はカッチリ系。先代は弾き系の印象でしたが、新作は弾くというよりはカッチリした感じでした。音は高音系ですね。
弾道はこんな感じで
そのスカイトラックデータはこちら
弾道的には高弾道。先代はもっと上がりやすかったけど、ボクは新作の弾道のほうがスピン量も少なく、前にグングン行ってくれるイメージが好印象でした。
出球傾向は、ボクのスイングでやや強めのドロー系。敢えてフックとは言いませんので!!w さすがに腐れフッカーのボクにはちょっとつかまりがいい感じは否めませんが、「XXIO12」のようにヘッドを右前に放り出すイメージじゃなくても動画のようの弾道でした。
シャフトフィーリングですが、ダウンスイングでややヘッドが走る印象はありましたね。とはいえ、「XXIO12」よりは確実に振れるし、切り返しがよりシャープに振れる印象でした。メーカーは中調子をうたっていますが、ボク的にはやや先中調子系のテーストに感じました。
今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/s辺りがドンピシャかなって思います。前述通り、確実に「XXIO12」とはターゲット層が違って、よりしっかり振れる若年層向けでしょうね。スイングタイプ的には払い打ち系でも、ボクのようなヒッター系でも受け入れてくれそうですね。持ち球的には、もちろんフェード系のオススメですが、フッカーでも使えそうな印象はありました。「XXIO12」とは確実にターゲット層が違うし、先代よりもややハードというかヒッターも使えるような味付けになっていたような印象でした。「XXIO12」は時期尚早ですが、「XXIOエックス」は、実はドンピシャかもしれませんね。
<ダンロップスポーツ「XXIO X-eks-」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9.5▽上がりやすさ:9▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ボディ=Ti811 plus、フェース=チタン(SUPER-TIX 51AF)
■シャフト(重量/トルク/調子):「Miyazaki AX-2」(S=46g/5.7、SR=44g、R=43g/5.8/中調子)※Rは受注生産
■価格:1本8万8000円(税込み)












