どーもです。今日紹介するのは、PRGRのニューモデル「RS JUST」シリーズのFWです。先代はぶっ飛びモデルだった記憶ですが、新作は、試打ラウンドで打った限りでは、どちらかというと“打ちやすさ”に重きを置いていた印象でした。その辺の確認も含め、早速行ってみましょう。


まずは見た目から。


先代で採用されたソール前部のミゾ「スラッシュグルーヴ」は、新作でも採用されています。先代は丸型ヘッドでしたが、新作は若干ソール後部に向かって幅が狭くなっているように見えました。

フェースはセミディープ。先代もセミディープでしたが、形状的にはやや鋭利になったような印象でした。

でもボディは、フェースのセミディープなイメージからすると若干シャローにも感じました。先代よりも、気持ちヒップダウンしているようにも見えました。

後ろ姿です。

構えみるとこんな感じ。ちょっと写真ではわかりにくいかもしれませんが、今回のFWはクラウンの投影面積はかなり小さめ。先代はヘッド体積178cm3でしたが、新作は177cm3。わずか1cm3しか変わらないのですが…(汗)

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「Diamana for PRGR」Sフレックス装着モデルの3W。スペックは、ロフト角15度、ライ角57.5度、長さ43インチ、総重量325g、バランスD1.5。ヘッド体積177cm3。シャフトスペックは、重量60g、トルク4.4、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースビール使用。


持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽め。グリップはやや細めにも感じましたが、ボクが太め好きなので。感覚的には「RS」ドライバーよりも少しだけ細いように感じました。シャフトを手でしならせてみると、「RS」ドライバー同様Sフレックスにしてはやや柔らかめで、しなりポイントは真ん中あたり。ワッグルしてみると、しなりポイントから先がそこそこ動く感じ。素振りしてみると、欲をいえば、もう少しだけ切り返しでヘッドを感じたいかなって。バランス数値のわりにはヘッドの存在感が希薄に感じました。


実際に打ってみると、出球の見た目的には奥のネット230yあたりに届いていましたが、スカイトラックの数値的には3球平均224y。これは試打ラウンドで実際にマークした飛距離とほぼ変わりませんが、レンジ試打的には230yはマークしておきたかった感じかな。スピン量がいずれも3000rpmオーバーで、ここ最近のぶっ飛び系FWよりも多めでした。まあ、この辺はシャフトとの相性やボクの打ち方の問題もあるでしょう。決して擦っているような感覚はないのですが、それでも、なんかフェース面にボールが正面衝突はしていない感覚もちょっとありました。もちろんこれは、ボクのスイングの問題ですけど。「RS」ドライバーの感覚からいくと、上がり方もつかまりもほぼ同じかな。今回時間の都合で直打ちを試せませんでしたが、コース試打ではしっかり上がっていたので、その辺はここでも触れさせていただきます。


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら


【3球平均】

HS41.8m/s、初速58.1m/s、打ち出し角16.8度、バックスピン量3333.5rpm、サイドスピン-511.0rpm、飛距離224.8y

【ベスト】

HS42.1m/s、初速58.5m/s、打ち出し角17.1度、バックスピン量3248.5rpm、サイドスピン-268.6rpm、飛距離226.9y


打感はソリッド系。「RS」ドライバーよりも気持ち弾き感が強めだけど、マイルドさのとのバランスもちょうどいい感じ。音はドライバーよりもやや高めで、高音系。


弾道はこんな感じ


そのスカイトラック弾道データはこちら


弾道的には高弾道。ボールはオートマチックに上がると思います。3球平均試打時はちょっとスピン量が多めでしたが、「もしかして…」と思って、ティーアップを18mmから20mmに上げてみると、動画のようにキッチリ芯を食った感じの弾道が打てました。飛距離は234yと先代並をマークでしたが、スピン量は辛うじて3000rpmを切った感じ。先代データを確認してみると、ほぼ変わらない感じでした。素振りの感覚で書いた“ヘッドの存在感がやや希薄”な影響か振ってしまい、結果的にスピン量が増えていたのかもしれませんね。


出球傾向は、ボクのスイングでやや強めのドロー系。曲がりを意識して縦振りを意識すると、スピン量が増えていたようにも感じました。


シャフトフィーリングと振り感ですが、「RS」ドライバー同様Sフレックスでも柔らかめな印象です。でも、ヘッドとのマッチングなのか、ドライバーほどヘッドが走る感覚はないので、逆にボクが力んでしまっていたのかもしれませんね。


今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/sあたりにオススメ。基本性格的には、いわゆるオートマチック系。クラブがしっかりボールを上げて、つかまえてくれるので、プレーヤーがスイングで邪魔しなければ、それなりの結果が望めそうな1本ですね。試打ラウンドの印象がかなり良かったので、レンジ試打ではちょっと高望みしてしまったのか、ぶっちゃけボク的には「もっといい結果出るだろう!!」でした。でも、コースではしっかり結果も出してくれたので、好印象モデルでした!

<PRGR「RS JUST RS」FW>

■KAZ'sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:8▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:8.5▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:9

■ヘッド:ボディ=マレージング綱(AM355P)、フェース=マレージング綱(C300)、クラウン=カーボン(CFRP)

■ロフトバリエーション:3W=15度、5W=18度、7W=21度

■シャフト(重量/トルク/調子):「ディアマナ for PRGR」(S=60g/4.4、SR=56g/4.4、R=51g/4.9/中調子)

■価格:各1本4万9500円 ※価格は税込み