小田龍一(40=Misumi)が8バーディー、1ボギーの65で回り、7アンダーで首位と1打差の2位と好発進した。

 「パットがバカみたいに入った」と笑ったように、3パットは1度もなし。今季平均パットで102位と低迷するが、グリーン上がさえてビッグスコアにつながった。「ストロークではなく、ルーティンをゆっくりするようにしました。考えすぎてしまわないように早くした方がいいという意識があったんですが、あまりにも早すぎて考えがまとまらないうちに打っていた。嫁とかいろんな人に言われて、少し時間をかけることにしました」と話す。

 14年以来となるツアー通算3勝目へ上々のスタート。「ちょっとつかんだと思っても、まだ全然。試合でちょっとずつやっていくしかない。明日も焦らずにやりたい。自信がないからだと思うけど、早く終わらせたい、早くビール飲みたいって早くなってしまうから…」。冗談交じりに誓っていた。