松山英樹(25=LEXUS)が米本格参戦4年目の戦いを終えた。5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算6オーバーの286で26位。世界選手権シリーズ2勝を含む3勝、獲得賞金838万570ドル(約9億2200万円)、ポイントランク8位などキャリアベストのシーズンだった。

 ◆松山の今季スタッツ 顕著な伸び方を示している項目が2つある。1つは昨季294・5ヤードでツアー65位だった第1打平均飛距離。今季は303・3ヤードで26位につける。もう1つはスコアに対する貢献度を示す「ストロークス・ゲインド(SG)」で、グリーンエッジから30ヤード以内の全ショットに特化した「アラウンド・ザ・グリーン」は95位から24位に上がり、アプローチ技術の充実度を示している。最大の武器である世界トップクラスのアイアンショットに飛距離と巧みな小技が加わり、好成績につながった。