15年に続く2度目の優勝を狙う小平智(28)が、6アンダーで首位発進した。

 2番でボギーをたたいたものの「特に悪い感じではなかった」。8バーディー、2ボギーの64で、初優勝を狙う浅地洋佑(24)と並ぶ首位に立った。

 小平は今大会の目標を通算10アンダーに設定。「こんな難しいところで、先週みたいに20アンダーは出ない。幸先はいいので、もう少し目標は高く設定してもいいと思うけれど、ここはコースと自分との戦い。どれだけ(コース)マネジメントを貫き通せるかと、平常心で回れるかだと思う。4日間、貫き通すことができれば優勝はできる」と語った。

 石川遼と同組で大勢のギャラリーに注目される中でのラウンドだったが、小平は「僕はそんなに注目されていない。遼の応援でみんな来ている」と苦笑した。