プロ野球のヤクルト、ドジャースなどで投手として活躍した初出場の石井一久(44)は、通算25オーバーの73位に終わった。12オーバーの72位から出て、1バーディー、12ボギー、1ダブルボギーの85と大たたき。ホールアウト直後は苦笑しながら「あ~。ダメだった~」とため息をついた。インスタートの10番パー4でバーディーを奪い、好スタートを切ったはずが、その後に大崩れした。

 「うまくいかなかったわけじゃないんですが…。自分の実力が足りなかった。ゴルフはフィジカルですから、フィジカルを鍛え直してまた来年挑戦します」

 西武に在籍した13年限りで引退し、本格的にゴルフに取り組んだ。ベストスコアは71も、力を出し切れず。さすがに「悔しいな」と嘆き続けた。