日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は15日、19年度からのプロテストと予選会(クオリファイング・トーナメント=QT)の規定変更を発表した。

 7月だった最終プロテスト実施を11月上旬に変更。受験資格年齢も18歳以上から17歳以上に引き下げる。従来の規定では高校3年は卒業後にプロテストを受験していたが、19年度からは高校在学中の受験が可能となる。これまでは宮里藍、畑岡奈紗とアマチュアでツアー優勝した2人しかいなかった「女子高生プロゴルファー」が一気に増える可能性もある。

 18歳以上としていたQTの出場資格年齢も17歳以上に変更。4ステージから2ステージとなり、LPGA会員のみが出場できる(19年のみ一部非会員も出場可能)。変更前は非会員もQTを受験でき、QTで上位に入ればトーナメント・プレーヤーズ・ディビジョン(TPD)単年登録によってツアーに出場することが可能だった。