今年2月に米女子ツアー、ISPSハンダ・オーストラリア女子オープンでベストアマを獲得した吉田優利(18=千葉・麗沢高)が首位と1打差の2位に浮上した。1オーバーの10位で出ると降雨の中で5バーディー、4ボギーの71をマークし、通算イーブン144でラウンド。また今春、札幌光星高を卒業した吉本ここね(18)が70で回り、通算1アンダーで首位に浮上した。

 今年1~2月と海外試合に出場してきた吉田が飛距離アップを武器に急浮上した。初挑戦した米女子ツアーでベストアマを獲得した際、海外勢のスイングの速さに脱帽したという。帰国後にスイングスピードのアップを意識した練習を重ね、平均飛距離も10ヤード長い240ヤードになったという。総距離6646ヤードの長いコースを攻略しつつあり「あと2日間で何が起こるか分からない。慎重に攻めていきたい」と口にした。