通算12アンダーの20位に浮上した畑岡奈紗(19=森ビル)は首位と12打差で最終日を迎える。

 ティーショットが少し不安定な部分を、好調なアイアンショットでカバー。特に9番では第1打が左ハザードラインぎりぎりに着弾するピンチとなったが、つま先上がりのライからうまくフェアウエーに戻すと第3打でピン数センチまで寄せて難なくバーディー。畑岡自らも「アイアンの調子がすごくいいので、チャンスにたくさんつけられたと思う」と振り返った。

 序盤の2番で5メートルのバーディーパットを決めるなど、グリーン上での読みとタッチがかみ合い始めており「上との差は開いているが、1つでも順位が上がるように頑張りたい」と上位フィニッシュを狙う意気込みを示した。