花田華梨(栃木・宝木中3年)と森愉生(ゆい、岡山・倉敷西中2年)がそろって2位になった。

 悔しかったのは、首位タイでスタートした花田。「きょうは思うようなショット、パットができなかった」と、2つスコアを落として通算3アンダーとなり、台湾のフアンに逆転負けした。それでも、後半は14番1メートル、15番2メートルとパー5で連続バーディーを奪うなど粘りを見せた。

 腰を痛め、半年ほどゴルフができず、4月にようやく復帰、2戦目のPGM日本代表選抜大会で代表をつかんだ。「まだまだ体力が取り戻せていない感じです。シーズンが終わったらちゃんとトレーニングして来年のこの大会を楽しみにしたい」と話した。

 1打差4位スタートだった森は、前半はパッティングに苦しんで3つスコアを落とす展開。後半になってショットを立て直し、14番3メートル、16番4メートルを決めて通算3アンダーで2位に食い込んだ。昨年は11-12歳の部で優勝し、2年シード権がある。「終盤はうまくいった。来年1位になって15-18歳に上がった時の2年シードを取りたい」と、手応えを感じた様子だった。