初開催となるタイとの親善試合で、日本は13得点にとどまり2点差でタイに惜敗した。第2日までに6得点で4点差。最終日は個人戦12試合が行われ、逆転を目指した。

6勝と猛チャージをかけ、最終18までオールスクエアだった小平智(29)が、6メートルのパーパットを入れれば同点になったが、わずかに切れて激戦に終止符が打たれた。小平は「みんなが作ってくれたチャンスを自分が壊してしまって悔しい。勝って終わりたかったが、機会があればリベンジしたい」と再戦を願った。

大会は3日間で、第1、2日は団体戦、最終日は個人戦が行われた。男子の尾崎直道主将は「こんなにいいゲームになるとは思わなかった。18番で決まるマッチゲームは見たことない。そういう試合ができたのは大成功」と納得した。一方、女子の古閑美保主将は「私は悔しく、悔しくて仕方がない。やっている選手はもっと悔しいと思う。来年頑張ってくれると思います」と雪辱に燃えていた。