第3ラウンドの残りと最終ラウンドが行われ、松山英樹(26=LEXUS)は、通算7アンダー277で9位に入った。

第3ラウンドを70で回り、引き続き行われた最終ラウンドでは5バーディー、1ボギーの67。「気持ちを切り替えられた」と話した通り、前半11番でバーディーを奪うと、パー3の14、16番もバーディー。後半も6番(パー3)でバーディーとショートホールで3つスコアを伸ばした。

悪天候で第1ラウンドが日没サスペンデッドになったことが最後まで影響し、最終日も27ホールを回る過酷な1日となったものの、アイアンショットに安定感を取り戻したのは大きな収穫。後半から風が強まり、上位陣がスコアを伸ばせなかったこともあり、順位を上げた。「3つバーディー? すごいですね。たまたまですけど。良かったです」と振り返った。

次戦は、21日のメキシコ選手権の予定だ。「初日に比べれば全体的に良くなってきていると思うので、来週に向けてしっかりと、このまま良い流れを続けたい」と気を引き締めた。

J・B・ホームズ(米国)が、通算14アンダーで優勝し、米ツアー通算5勝目を挙げた。タイガー・ウッズ(米国)は6アンダーで15位だった。