テレビ東京の定例社長会見が28日、都内の同局で行われ、小孫茂社長(67)が出席し、女子ゴルフの放送権問題について見解を述べた。

日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の小林浩美会長が、テレビ放送権を協会に帰属させ一括管理の方針を主張したことで、大会を主催するテレビ局などと対立。小孫社長は「LPGAと放映権の問題について、譲渡をした事実も合意した事実もありません」と話した。

LPGAとは継続して話し合いを続けるとし「実りの多い協議になることを祈りながら、交渉を続けるという立場です」。放送しない可能性について聞かれると「仮定の話をお答えしない方がいいのではと思っておりますし、何より開幕を控えて楽しみにしているファンの方がおりますので、そうならないようにいろんな工夫をして、交渉がうまくいくようにするのが私たちの立場」と繰り返した。