ジャンボ尾崎の愛弟子、原英莉花(20=日本通運)が6バーディー、ノーボギーの66で回り、初優勝へ向け首位発進した。

ジャンボにプレゼントされたパターが好調で、バーディーを連発した。2位には、1打差の5アンダーで河本結、渋野日向子がつけた。第2日の最終組は20歳トリオが、優勝へ向けしのぎを削る。

「自分の思うナイスプレーとは違うけど、パッティングでしのいでる」と原は笑顔で話した。ジャンボ尾崎から試合会場にパターが届いたのは4月のKKT杯バンテリン・レディース。それまで使っていたピン型からマレット型に変わって「そこから自分のフィーリングが良くなった」。悪いなりにスコアを伸ばして初の単独首位発進。黄金世代の同期がどんどん優勝していく中「できることをしっかりやって、それで勝てたらうれしい」と控えめに決意を語った。