全英女王の渋野日向子(20=RSK山陽放送)が、通算1アンダーで全日程を終えた。

4バーディー、2ボギーの70で回り、ホールアウト時点で33位。優勝争いから離されても、会場には正午時点で今季のツアー最多1万2381人が集まり、渋野の組に花道を作った。

日本人としては09年諸見里しのぶ以来、10年ぶりのメジャー2連勝は逃したが、あらためて渋野人気が浮き彫りになった。

 

以下、渋野と一問一答

-今日を振り返って

渋野 今日もたくさんのギャラリーさんが見に来てくださった。すごい声援で、ありがたかったです。

-浮き沈みの激しい4日間だったが

渋野 今週はバーディーを取っている割には、スコアがポンコツ。このラフの深さだと、なかなかスコアは出せないんだな〜と、勉強になりました。今日回ってみて、よくこのコースで(昨夏に)プロテストが通ったなと思いました。難しかった。ラフに入ったところは、だいたいボギー打っていた。グリーン周り、ラフが長いと自分が対応できないことが勉強になった。

-今日の採点は

渋野 う〜ん。40点。2番(のボギー)もったいない、7番もどうにかなったし…。やっぱり、この試合で結果を出したかったです。まだ目標は1億円突破がありますし、試合もまだまだある。やっぱり早く1億円突破はしたいなと思います。

-1億円は来週にでも決めたいか

渋野 来週は(突破するためには)優勝しかないから、来週はないかな。ちょっと、上乗せするようにします。

-今日のパットは

渋野 2番の3パットで、打てていないなと感じた。朝の練習で15、12、7歩から(のロングパット)をやっている。それで距離感を合わせて、1メートル以内に寄せるまでやる。毎朝、やっています。

-ショットの方がどうか

渋野 だいぶミスもなくなってきた。多少は良くなっているのかな。