全英女王で賞金ランク2位につける渋野日向子(20=RSK山陽放送)が、初日を6アンダー3ボギー、3アンダーの69、9位タイで終えた。鈴木愛がハンナ・グリーン(オーストラリア)と5アンダーで並び、首位に立っている。

渋野は1番(495ヤード)パー5で第3打をピン左1メートルにつけバーディー。2番でボギーと落としたが、6番(500ヤード)パー5で第3打をピン左50センチに付けてバーディー。続く7番(409ヤード)パー4でも第2打をピン右3メートルにつけ、連続バーディーとスコアを伸ばした。

さらに9番(185ヤード)パー3でもバーディーを奪い、絶好のスタートを切っている。

後半も11番(399ヤード)パー4で、第2打をピン手前3メートルにつけ、これを決めてバーディー。

14番はボギーで1つ後退したが、17番(476ヤード)パー5で、第1打を右のラフへ入れながらも、第2打はグリーン手前へ。第3打をピン奥3メートルに寄せ、下りラインを決めてバーディーを奪った。

最終18番(540ヤード)パー5はボギーをたたき、惜しくも3アンダーで終了した。

渋野は「耐えててフォローして。明日はそういうのをなくしてしっかりアンダーで回り、上位争いをしていかないと」と意気込んだ。米ツアー2勝目へのスタートを切った。