大逆転での賞金女王を目指す全英覇者の渋野日向子(21=RSK山陽放送)が、激しいV争いを繰り広げた。

首位と2打差3位から出た渋野は11番まで全てのホールでパーと、スコアを伸ばせず。一方で、女王を争う鈴木愛(25)は首位と6打差12位というほぼ優勝は絶望的な位置から、一気に盛り返してきた。14ホールを終え5バーディー、1ボギーとスコアを4つ伸ばして通算5アンダー。この時点で、渋野に並んだ。

だが、渋野も意地を見せる、12番パー3、13番パー5で2連続バーディーを奪い、同7アンダー。

鈴木は68で回り、通算5アンダーの暫定5位でホールアウト。この時点で、優勝の可能性はなくなった。

同じく全ホールを終えた申ジエ(韓国)は68で回り、通算4アンダーの暫定6位。

4ホールを残す渋野は、同7アンダー。首位ペ・ソンウ(韓国)と2打差2位。渋野は、残り4ホールに逆転での賞金女王をかける。