新型コロナウイルス感染拡大を受け、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は16日、国内ツアー第4戦アクサ・レディース(27日~29日、宮崎・UMKCC)の中止を発表した。

開幕戦ダイキン・オーキッド・レディースから4戦連続中止となり、東日本大震災が発生した11年のヨコハマタイヤ・PRGRレディース(高知、競技不成立)~スタジオアリス女子オープン(兵庫)に並ぶツアー史上最長となった。

JLPGAなど主催者サイドは選手、ボランティア、関係者の安全面を考慮して無観客開催を模索しているが、今回も政府による2月26日の「今後2週間程度」10日の「さらに今後10日間程度」というイベント自粛要請に協力した格好だ。

パンデミックとなったウイルス禍の影響で、米国でも女子の今季初メジャー・ANAインスピレーション(4月2~5日、カリフォルニア州)や男子のマスターズ(同9~12日、ジョージア州)が延期を決めた。

国内女子ツアーは今後、第5戦ヤマハ・レディース(同2~5日、静岡・葛城GC)、第6戦スタジオアリス女子オープン(同10~12日、兵庫・花屋敷GCよかわC)を予定しているが、無観客開催、または中止の可能性が濃厚だ。