国内女子ツアー開幕戦アース・モンダミンカップが25日、千葉・カメリアヒルズCCで開幕する。米ツアーメンバーで、東京オリンピック(五輪)代表争い1番手の畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)は24日、現地からオンライン会見を行い、抱負を語った。

畑岡は2018年6月24日に米・アーカンソー州で米ツアー初優勝を飾っており、この日は“記念日”だったが、忘れていたようだ。「さっき練習ラウンドをしていたとき、他の選手と“本当なら、今はどこにいたんだろう?”とか話してたんですけど…。そうか、アーカンソーだったんですね」と苦笑いした。

当時からドライバーの飛距離は1年で約5ヤードずつアップしている実感はあるが、ショートゲームが課題であることに変わりはない。「グリーン回りですね。徐々にはよくなっていると思うけど、まだ100点にはほど遠い」という。

今年は米ツアーで2位フィニッシュするなど、好調なスタートを切ったが、そこから約5カ月の“コロナ・ブランク”となった。家でできることを探し、4月末に卓球台を購入。祖母、両親らと家族で楽しんだりした。

1年延びた東京オリンピックについては「まだどうなるかわかりませんが、五輪があれば出場して、金メダルを狙いたい」と話す。久々の実戦へ。「ゴルフの調子は70点ですが、4日間あるのでだんだんと調子を上げて上位争いをしたいです」と話した。