国内女子ゴルフツアーの今季初戦、アース・モンダミン・カップは28日、千葉・カメリアヒルズCCで最終ラウンドを予定していたが、悪天候のため、29日に順延された。予備日の最終ラウンド実施は88年ツアー制施行後、日本ゴルフ協会主催の97年日本女子オープン以来2度目、日本女子プロゴルフ協会公認競技では初。

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史上初のプロ初戦優勝を狙う、ツアー最年少の西郷真央(18)は万全の状態で最終ラウンドに臨む。

試合会場の練習場は新型コロナウイルス感染症対策で利用禁止。それでも「練習場へ行って調整する予定です。昨日、ラウンド後の練習でちょっとしたズレを修正できた。それを確認したい」と別の練習場で最終調整する意向を明かした。

地元千葉県での試合だが、期間中はホテルに滞在。「今日1日で体力回復できると思うし、いい調整ができると思う。いい方につながれば」と、1日延びたことで成長と回復に努め、歴史をつくり、師匠の尾崎将司に最高の報告をするつもりだ。