昨年のメジャーAIG全英女子オープン覇者・渋野日向子(21=サントリー)は、首位と12打差125位から大逆転の予選通過なるか-。日本時間の午後10時45分に第2ラウンド(R)をスタートする予定だ。

第1Rでは初体験のリンクスで怖さを味わった。7番パー5は第2打をバンカーに入れ、第4打で深いラフに負け、5オン2パットのダブルボギー。12番パー3はバーディーパットを3メートルもオーバーし、返しはショートし3パットした。

海風、ブッシュのようなラフ、タコつぼのようなバンカー、硬いフェアウエーとグリーン。「バンカーの難しさだったり、ラフの難しさが、やっぱり今まで回ったところでは経験できないような感じだった」。リンクスの要素を味わい尽くしたバーディーなしの8オーバー、79を振り返った。

日米両ツアーでスコア79は、昨年4月19日のKKT杯バンテリンレディース第1Rの81に次ぐ、自己ワースト2位だ。ただ、KKT杯は第2Rを66で回り“最下位から予選通過”の離れ業を演じた。70位タイの暫定カットライン3オーバーとは5打差あるが、またも劇的な巻き返しはあるか。