首位で出た松山英樹(28=LEXUS)は3位に終わり、3年ぶりのツアー優勝はならなかった。3バーディー、2ボギーの69で回り、通算2アンダー、278。優勝に2打及ばなかったが、年間ポイントで10位となり、上位30人によるフェデックス・カップ・プレーオフ最終戦、ツアー選手権(9月4日開幕、米ジョージア州)切符を7年連続でつかんだ。優勝は世界ランク2位のジョン・ラーム(スペイン)。通算4アンダーで並んだ同1位のダスティン・ジョンソン(米国)とのプレーオフを制し、通算5勝目を挙げた。
松山の試合後の一問一答は次の通り
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-優勝は逃したが、粘れた良いゴルフだった
「ショットが最後まで思うようにコントロールできなかった中でここまで粘れたのはすごく収穫だし、勝つためにはパットもそうだけど、それ以上にショット力ってのがもっともっと大事になるなって痛感させられたし、また切り替えて次の試合に向けて頑張りたい」
-前半は右に行ってたが、原因は?
「昨日までずっと左に行っていたので、1番も3番も左がダメってところで、嫌がって右に逃げてしまっている、思い切って振っていけてないって言う感じがあるので、そういうところが最後までアイアンにもつながっていたし、そこをしっかりと振っていけるようになれば優勝争いがもっとできていくんじゃないかなって思う」
-いいパーセーブがたくさんあったが、パッティングは?
「パッティングは正直ショットよりも不安定な感じだけど、結果的に落ち着いてできていたし、打ち方どうのこうのよりは、そういった感じでもいいのかなって思いながら、でも納得しない、すっきりしない部分はあるけど、結果的には良かったので来週に向けて頑張りたい」
-先週いいものが出てきて、今週はそれが形になったように思うが、収穫がたくさんあった?
「さほど先週と変わった部分はなくて、パッティングが少し入ってくれたかなって感じと、ショットがハザードがなかったので、そういう意味ではマネジメントさえミスしなければよかった部分が、そのまま結果に表れたんじゃないかなって思う」
-来週(のツアー選手権)に向けては?
「まずはショットを立て直さないとコンスタントに上位に行けることはないと思うので、そこをしっかりとやりたいなって思う」
-終盤は良いパットもたくさん入った
「まぁ、昨日までと変わらない感じですね」
-プレッシャーの中で沈めていったのはかなり自信に?
「良いところもありましたし、悪いところもたくさんあったので、来週ね、切り替えてがんばりたい」
-一番うまくいったところ、いかなかったところは?
「うまくいかないものはうまくいかないものだと思って、しっかりとミスは最小限に抑えるようにがんばったかなと思う」
-2日間、ダスティン・ジョンソンと回って、内容的には負けてなかった?
「内容的には全然違う。バーディーチャンスも打ち続けて、最後、ああやって大事なところで入る。僕はずっとピンチをしのいでいるだけのゴルフ、内容は全然違うけれど、やっぱり上位に行くためにはショットが常に安定していないといけないと思う。今のゴルフじゃ来週には悪くなってもおかしくない。そこを安定して上に行けるようやりたい」
-来週、7年連続(での出場に)
「まぁ、がんばっているなという感じです」
-最後のパットも入って、たぶん、10位で来週。ボーナスも優勝も少し有利
「ダスティンとは6打差あるんで、別にそれはね、変わることはないんで。がんばってできたらいいなと思う」