首位で出た松山英樹(28=LEXUS)は3位に終わり、3年ぶりのツアー優勝はならなかった。3バーディー、2ボギーの69で回り、通算2アンダー、278。優勝に2打及ばなかったが、年間ポイントで10位となり、上位30人によるフェデックス・カップ・プレーオフ最終戦、ツアー選手権(9月4日開幕、米ジョージア州)切符を7年連続でつかんだ。

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今大会の3位で、ツアー選手権は10位で臨むことが決まった。1位のジョンソンは10アンダー、松山は4アンダーからスタートというハンディキャップマッチ。優勝への意欲は「まあ、ダスティンとは6打差あるので別にそれは」と無欲を強調した。 首位スタートのこの日とは違い、開き直って挑める状況だ。何よりも、通算アンダーパーが5人だけの難コースで上位を争い手応えをつかんだ。自信を取り戻した松山が、7年連続の大舞台へ乗り込む。

◆フェデックス・カップ・プレーオフ 8月中旬のウィンダム選手権後、シーズン獲得ポイント上位者が第1戦のザ・ノーザントラスト(125人)、第2戦のBMW選手権(70人)、最終戦のツアー選手権(30人)の3試合で年間王者を争う。最終戦はポイント1位=10アンダー、同2位=8アンダー、26~30位=イーブンパーなどのアドバンテージを持って開始、優勝者はボーナス1500万ドル(約16億5000万円)を獲得する。

 

▽ツアー選手権のハンディキャップ

順 選手名(国名)ポイント 開始スコア

1 D・ジョンソン(米国)3471 -10

2 ラーム    (スペ)3080 -8

3 J・トーマス (米国)2570 -7

4 シンプソン  (米国)2163 -6

5 モリカワ   (米国)2025 -5

6 バーガー   (米国)2007 -4

7 イングリッシュ(米国)1805 -4

8 デシャンボー (米国)1682 -4

9 イム・ソンジェ(韓国)1650 -4

10 松山 英樹  (日本)1587 -4