最終組が前半9ホールを終え、首位で出た小斉平優和(こさいひら、22=太平洋クラブ)とチャン・キム(30=米国)が、ともに1つ伸ばして通算9アンダーとし、首位を守っている。

小斉平は7番までに3バーディーを奪ったが、8、9番と連続ボギーをたたいた。キムは6番パー5でバーディーを奪い、ボギーなしとし、ともに34で折り返した。1打差で通算8アンダーの3位に大槻智春がつけている。4位には、11ホールを終えて5バーディー、ボギーなしと5つ伸ばしている谷原秀人が浮上している。

新人初のツアー連勝を狙う金谷拓実は、10ホールを終えて3バーディー、ボギーなしと3つ伸ばし、通算6アンダーで5位につけている。昨年優勝し、大会史上6人目の連覇を狙う石川遼は、金谷と同組で10ホールを終え、3バーディー、2ボギーと1つ伸ばし、通算4アンダーで8位。第1ラウンドで首位に立った池田勇太は、通算4オーバーで21位となっている。

今大会が年内のツアー最終戦だが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で試合数が激減し、今シーズンは来年と統合されるため、賞金王は決まらない。昨年、一昨年と2年連続賞金王の今平周吾は、通算2オーバーの15位でラウンドしている。