世界ランク7位でメジャー初制覇を目指す畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)は、24位から出て1バーディー、3ボギーの73。スコアを2つ落とし通算2オーバーの144、36位タイで予選通過した。

前半の3番パー4で、第2打をグリーン右に打ち込み、アプローチはピンを大きくオーバーしボギー。前半はチャンスにつけてもパットが入らず、37で折り返した。後半に入っても我慢の展開が続く中、13番パー5で第3打をピン右1・5メートルにつけバーディー。スコアをイーブンに戻した。しかし、続く14番パー4で第2打をグリーン右のラフに入れ、アプローチも寄らずボギー。その後はピンチをしのぎながらパーを続けたが、最終18番でボギーをたたき、2オーバーで終了した。ホールアウト後畑岡は「練習場通りになかなかショットがうまく運べなくて、ピンチが多かった。5メートルぐらいのチャンスが前半から1つでも入ってくれれば、後半に向け流れが変わったと思うが、なかなかパッティングが入ってくれなかった」と振り返った。決勝ラウンドへ向け「練習場ではすごくいいボールが打てているので、それをしっかりコースでできれば、明日以降もスコアを伸ばしていける」と前を向いた。