首位と5打差の13位で出た松山英樹(28=LEXUS)は、1イーグル、1バーディー、1ボギーの68で回り、通算15アンダー、265でホールアウトした。2つ伸ばしたが、ホールアウト時点で17位。通算19アンダーのウェブ・シンプソン(米国)ら、松山を上回るスコアでホールアウトしている選手がおり、4年ぶりの優勝はならなかった。シンプソンのほか、ブレンダン・スティール、ケビン・ナ、クリス・カーク(いずれも米国)の4人が通算19アンダーで首位に並んでいる。

前半はスタートから6ホール連続でパーだった。3番パー4は、バーディーパットをわずか20センチ外した。すると7番パー3でボギーが先行。3・5メートルのパーパットを決められなかった。だが9番パー5で3日連続のイーグル。残り142ヤードからの第2打を、1・5メートルにピタリとつけて奪った。9番は第1ラウンドでバーディー、第2、3ラウンドでイーグルという得意ホールで、この日も伸ばした。

さらに後半出だしの10番パー4でも、4・5メートルのパットを決めてバーディーを奪った。だが、その後はバーディーパットをわずかに外す展開が続き、8ホール連続パー。最終18番パー5も、15メートルから第3打のアプローチを寄せたが、バーディーパットをわずかに決められなかった。