松山英樹(28=LEXUS)が1バーディー、3ボギーの74でまわり、通算イーブンパーで第3ラウンドを終えた。ホールアウト時点で44位につけている。

ショットが安定せず、前半の4番、第2打をバンカーに入れた7番でボギーを喫した。このまま折り返すと、後半もパー4の12番で第2打をバンカーに入れてしまい、約2メートルのパットも外して3つ目のボギー。最終18番でこの日初となる意地のバーディーを奪ったが、スコアを下げて最終ラウンドへと臨むことになった。

松山はラウンド後に取材に応じ「ちょっともやもやという感じですけど、最後の(18番の)ティーショットがきっかけになるんじゃないかなというのはあったので。このあと練習して、明日に臨みたいなと思います」と振り返った。

コースに吹いていた強い海風などは言い訳にせず「それも計算に入れた中で勝負しているので、自分自身に原因があると思っている。最後のティーショットで距離が出ていたので、なんとか解決できるんじゃないかなと思います」と話した。

この日は新しいマレットタイプのパターも試した。あまりしっくりとはこなかったようで「あんまりよくなかったので、明日戻します」と冷静に話し、最終日へ向け「いいプレーをして、来週につながるようなきっかけをしっかり見つけて終われたらと思います」と意気込んだ。