稲見萌寧(21=都築電気)が2戦ぶりの21年2勝目へ、ロケットスタートを切った。1、2番の連続バーディーを皮切りに上がり2連続まで7バーディーを量産。ボギーなしの7アンダー、65で首位発進した。

「結果はすごくいいんですけど、まだ少しショットに不安があって…」。10番パー5は残り238ヤードをピン奥5メートルにつけ、イーグル逃しの2パット・バーディー。他の6バーディーは全部3メートル以内につけたもの。19年のパーオン女王らしいショットメーカーぶりを発揮したが「(優勝した)先々週(の明治安田生命レディース)は本当にショットのイメージが良かったけど、今日はまだ感触が違う」と苦笑いした。

自己採点は「80点」だ。「スイングの始動で手が先に動くんじゃなく、体と一緒になるように」。微調整して、さらにバーディーラッシュを目指す。

〈5バーディー、ボギーなしの67で2位発進の渡辺〉初優勝して、すごくイメージがいいコース。ショットがすごく安定していて、パッティングも最近調子がいい。引き続き、いい感じでできたのでボギーになりそうなところは少なかった。

〈7バーディー、2ボギーの67で2位発進の宮田〉7バーディーを目標にしていたのでよかった。(1番パー5のパットは)微妙な3~4メートルが入ってくれたので、いい流れに乗れた。

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