日本人初のメジャー優勝へ、2位と4打差の最終組首位で出た松山英樹(29=LEXUS)は、神に祈るしかないといわれるほどの難しさから「アーメン・コーナー」と呼ばれる13番パー5で強運をみせた。

第1打は左に曲げ、林に打ち込んだが、球は木に当たってフェアウエーに近いラフまで出てきた。第2打はロストボールの可能性もある花の植え込みの方向に向かったが、グリーン左奥のラフで止まった。2度のラッキーに助けられて、気持ちにも余裕が出たのか、第3打はピンまで50センチに寄せ、楽々バーディーを奪って、通算13アンダーに戻し、2位と5打差をキープした。

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